2018年、天文学史上最も印象的な大発見

科学界で有名なSTEVEライト

数年前から、カナダのアマチュアであるハロー・サイエンティストは、ハドソン湾までのカナダの空を周回し、太平洋を通過するこれらの光のバンドの写真をソーシャルメディアで共有しています。これらの奇妙な光を見た科学界が、非常に奇妙な発見をしたのは、ごく最近のことです。

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STEVEはオーロラではない

初期の研究により、STEVE(Strong Thermal Emission Velocity Enhancement)と名付けられたこれらの光は、オーロラの一種である可能性があることが示されました。しかし、研究が進行するにつれ、科学者はこれらの発光現象は、従来のオーロラとは異っていることを発表しました。これらの分析の結果から、最終的にはSTEVEは科学者にとって未知なる現象であり、おそらく大気中の空気が変化するプロセスの結果に過ぎないという結論に至りました。このSTEVEという現象名は、2006年の映画『オーバー・ザ・ヘッジ』に由来しており、後に科学者によって承認されました。これらの発光現象は、特に赤道付近にて発生し、通常のオーロラとは異なります。さらに地上のカメラは、かつて地球上に存在した極軌道17(POES-17)にある、NOAAの環境衛星からデータを取得しました。直近のデータは、2018年3月28日にカナダ東部で取得されたもので、その分析結果はすばらしいものです。従来のオーロラは、電離層に流入する電荷である電子と陽子によって生成されますが、STEVEに関しては、その電荷は発見されていません。つまり、STEVEはオーロラではないという結論を裏付けています。

STEVEの性質は?

現在における科学界では、たった一つの結論だけが確実なものとして存在します。この光の現象は、決してオーロラではありません。では、STEVEが一体何であるのかは、まだ明らかにはなっていません。この結論は、カナダのカルガリー大学の宇宙物理学者であるガヤルド・ラコートによって発表されたものです。この現象に関するデータは、ほとんど人類に知られていないため、世界中のすべての科学者の間においても、未だに深い謎のままです。そして、専門の研究センターが設立されてからは、世界中の科学者たちが集い、この世にも珍しい現象を研究し、その謎を解明しようとつとめています。写真家も、すでにSTEVEの写真をいくつか撮影しており、その写真から誰もがオーロラだと思いこむのも無理はありません。さらに、STEVEとオーロラの主な違いの1つは、STEVEの色がピンク、または紫である一方、ジオ・フィジカル誌に掲載された研究内容によると、オーロラは緑と青の色調を持つベールの形をしているとあります。したがって、カナダの空で見られるSTEVEの性質を解明するために、これからも多くの科学者がカナダに研究のためにやって来ることでしょう。STEVEは、地球外生物の兆候なのでしょうか?それとも、単に天文学的な現象なのでしょうか?

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