客が伝票に残したメモを読むなり、ウェイターはダッシュでその客を追いかけた

サービス業従事者のギリギリ生活

残念ながら、現在サービス業で働いているアメリカ人には、多くの場合生活に必要な賃金が十分に支払われていません。時給だけでは不十分なのです。そんな彼らが収入において頼りにしているもの、それはチップです。スタッフたちは、より多くのチップを得るために、接客中はできるだけ丁寧でフレンドリーに振る舞わなければなりません。良い対応をすることが直接現金につながるので、例えどんなに大変な時でも常に笑顔を心がけるのが、接客業に従事する人々にとっては基本です。

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チップは日本にはない制度ですが、今やアメリカにおいては当たり前のことです。飲食店で接客にあたるすべてのウェイター、ウェイトレス、バーテンダーは、自らもてなした客が、そのサービスに対し好意で与えてくれるチップに、稼ぎの大半を依存せざるを得ないのが現状です。ファビラは父親であり、3人の子供を1人で育てるシングルファザーである事から、できる限り多くのチップを稼いで収入を上げ、子供たちの将来に備えてやりたいと考えていました。

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